びびりつつも一人旅へGO

びびりながら一人旅をするサマ。東南アジア・温泉・仏像・寺院がすきです。

【ホーチミン】出発〜1日目

初めての一人旅を終えて、すぐに2回目を計画した。

行き先はベトナム。なぜならベトナム料理が大好きだから。なるべくうまいものが食べたい。

 

2泊3日のホーチミン旅行。またしても弾丸である。長期間仕事を停止するという度胸がないのだ。

ベトナムに決めてからいろいろと調べていたのだけれど、あまり治安はよくない場所らしい。果たして大丈夫なのだろうか…不安がよぎるものの、振り切って行くことにする。

 

ベトナム航空はいいよ!

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仕事が泣くほど忙しく、連日睡眠時間3時間とれない中、本当に旅行に行けるのだろうかと不安に思いつつこの日を迎える。
たまらない。


ベトナム航空の、関空→タンソンニャット空港直航便。

朝10時半発ということで、7時半に家を出る。家を出る直前までバタバタで準備をして、駆け足でシャトルバス乗車。
ついてチェックインを終え、免税店でshu uemuraの美容液を購入し、ようやく落ち着いたところがこの写真。にしても手ぶれがヒドイぜ。

 

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機内はなんと、3列シートわたし以外乗客はいないという状況。

ほかにもポツポツ空いていたりしたので、時期がよかったんだろうな。

 

白ワインを飲みながらパーソナルモニターでミュージカル映画『パリのアメリカ人』を観る。
日本語吹き替えも字幕もなかったんだけど、やっぱり歌ってのは言葉とか関係ないんだなって思ったよね。「ブラボー!」言いそうになるほどよかった。
ちなみに『ラ・ラ・ランド』はこの映画のオマージュが盛り込まれているそうなのだけれど、最後の怒涛の展開はたしかにララランドさん、オマージュが過ぎてる笑

 

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みんな大好き機内食
和食と洋食(西アジア)から選べて、わたしは和食を。

メインは鶏の照り煮みたいのだった。


これが結構おいしくて非常に満足。とくに、左下のカニの爪と胡麻豆腐のやつ、わさびが効いててかなり繊細な味わいだった。まさか機内食でこんなハッとするおいしさの食事ができるとは思わず。

ベトナム航空が一気にすきになった。

 

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つ、ついた。

空港を出たら「オネサン、オネサン! タクシ!」って呼び止められ、何も考えずに「おっこりゃいいや」ってな感じでついてって、カウンターで行き先告げて22万ドンを渡し、白い車でホテルまで連れてってもらったんだけど。


あとでベトナムナビとかを見ると、空港では違法の白タクには絶対に乗らないように!って注意喚起されていたのだった。

あのタクシー違法だったのかもね。とくに問題なかったけれど。

 

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何はともあれホテルに到着。
ベンタイン市場からほど近い、GKセントラルホテルにて2泊。

ベルボーイが一生懸命説明してくれたので、チップをはずんだ。

さあさっそくじゃあ出かけますかってカバンをゴソゴソしていたら、ななんと、iPhone充電用のLightningケーブルがない…! 機内で充電していたので、そのまま忘れたのだった。
以前にも機内にPCを忘れたりパスポートを忘れたりしており、そんな自分に心底嫌気がさす。

Lightningケーブルなしで今後生きて行くことは不可能なので、最初の買い物先は電気屋に決定してしまった。

 

家電量販店のようなところでAppleの純正品を買おうと思ったのだけれど、ケーブル1本で4,000円近くする。

ベトナムの物価であってもLightningケーブルは世界基準で同じ価格帯なのですな。とはいえちょっと4,000円はお高いので、1,500円ぐらいのケーブルを購入。

 

フォー! フォー! フォー!

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家電量販店の近くにあった「フォー・クイン」というフォー屋さんで、遅めの昼食。

メニュー表はベトナム語とローマ字だけでよくわからないので、とりあえずチキンのフォーをお願いしてみた。

 

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念願のフォー!!
本場のコレを食べるために、ここまではるばるやってきたんだよぉ…と泣けてくる。
香草が山盛り。結構入れたけど、入れても入れても減らない。

あと、右上のペットボトル「TEA PLUS」っていうお茶は、うっすーい抹茶味で、ちょい甘だった。これ結構どこでも見かけたペットボトルで(CMもたくさんやってた)、ベトナムではスタンダードだと思われる。

たしかに、ベトナムの暑い気候の中飲むのみぴったりなクセのなさだった。

 

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スタンダードなチキンのフォーを頼んだつもりが、半透明のコイツが入ってた。

コリコリふにゅっとした食感で、まずくはないがうまくもない。ゴムかな…? って想像しはじめたら吐きそうになったので残しました。ごめんなさい。

フォーが65,000ドンに、ティープラスが15,000ドンで計80,000ドン(約400円)。
ドンは0が多いから最初は戸惑ったけど、0を2つ減らして、残りの数字を半分にすれば円に換算できるのだ。

 

ベトナムに来て驚いたのがバイクの多さ。それでもって、バイクも車も構わずにピーピークラクション鳴らしまくりで熱量がハンパない。

とにかくすごい交通量の中信号がほとんどないので、道路を渡るときにはバイクがビュンビュン往来するところを渡らなくちゃいけないのだけれど、これが最初おっかなすぎて足がすくんだ。


最初は現地の人に付いていって慣れ、その後は死ぬ気持ちでもって自ら道に突入。

バイクや車がこちらに向かっていても、決して立ち止まらず、後戻りもせず、さらに駆け足になることなく、ゆっくり進まなければならないんである。そうしないとまじで死ぬ。
何回か横断すれば後は慣れたもんで、余裕で渡れちゃうようになるんだから人間の順応力ってすごい。

 

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チェーン店「ハイランズ・コーヒー」でベトナムコーヒーも飲んだよー。

スア・ダーの小さいサイズで、29,000ドン(約150円)。
これがめっちゃめちゃおいしかった!!

普段はアメリカンコーヒーデカフェなどを常飲するカフェイン弱者で、とにかく濃いと聞いていたベトナムコーヒーは飲めるかしらん…と思ってたのだけれど、なぜだかコレならいける。
とにかく濃いし、練乳が入ってものすごく甘くもあるんだけど、極上にうまい。

暑いからっていうのもあるのだろうか。

 

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いい感じに空が紫になって、異国に混じっている感が増していく。

広場も混んでいなくてほどよく涼しい。

「わたしはいま自由だーーー!!」って叫びたい感じ。

 

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1日目のシメとして、お惣菜屋さんの「ニューラン」でバインミーを買う。
絶対に来たかったところのひとつだ。

ホテルに持ち帰って食べます。

コンビニでベトナムビール「333(バーバーバー)」も買った。

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ヒィッ!
うますぎ…。びっくりしたよほんと。
「おいしっ…」て独り言でたよね。
パンがまずサクサクで香ばしく、めちゃくちゃにうまい。

そこに、バターのコクとレバーパテのこっくり感、それになますの絶妙な爽やかさが相まって、シンジラレナイおいしさに仕上がっている。想像を軽く上回る味わい。

ただ、とうがらしみたいのが中に入っていて、それを噛み締めると口から火を吹く。とうがらしみたいのさえなければ、平和でおいしいのだけれど。

 

1日目は以上で終了。

楽しい…楽しいよベトナムホーチミン…!